味方が余った状態(オーバーラップ)になり、パスを投げなきゃいけない状況なのにパスが上手じゃないから投げる事ができなかったり、味方が遠すぎて投げられなかったりと苦悩すると思います。今回はスクリューパスの練習メニューを紹介します


1.サンドイッチパス

今回紹介させていただくラグビーのスクリューパスの練習メニューはサンドイッチパスです。よくご覧になる事がある練習メニューだと思いますが、実際どの部分に注目させてやるかが非常に重要な練習メニューになると思います。

No17

まず、練習メニューの行い方から説明します。赤●の人間は受け手、対して黒●は練習者になります。真ん中を通りながら赤●からパスを受け取りそれを反対側に赤●にパスを返すといった簡単な練習メニューになります。

単純な練習メニューだからこそ意識して欲しいキーファクターがいくつかあります。①ハンズアップ②ハンズアーリー③フォロースルー。まだまだ細かい事は沢山ありますがまずこの3点を守るようにしましょう.

まずはゆっくり歩きながらでも構いません。ですがボールが来るのに対してハンズアップ(手を構える)ボールが来たらハンズアーリー(ボールを迎えに行く)ボールをキャッチしたら身体の前を通さずに下を通して半円を描きながらパスをする、そして最後までフォロースルーをする。

細かい所に気を付けながらパスを行う事が非常に重要で上達のコツだと思います。また、慣れてきたり上達してきたらスピードを上げたり人数を増やしたり難易度を変えても面白いと思います。

この練習メニューを行う時にわかっていて欲しい事が1点あります。このメニューのパスをする相手は動かない的に対してパスを行う練習メニューです。

ラグビーの試合で言えばほとんどありえない状況ですので試合前のアップメニューなどではあまり使う事を推奨できませんのでよろしくお願いいたします。


2.遠くまでパスを飛ばす練習

ロングパスを投げたいのに途中で落ちてしまう、スクリューパスを投げても全く届かないなどパスの悩みは多いと思います。次に紹介させてもらうのはスクリューパスの飛距離を伸ばす為の練習方法です。

やり方はこれも簡単で二人一組で立膝状態で横に並びます。その状態からパスを投げあうのですがキーポイントが一つあります。

遠くへ飛ばそうとした時人間はどうしても上の方に投げて飛距離を出そうとします。ですがラグビーのスクリューパスでのロングパスを上達したいならばまず、上に投げないようにしながら飛距離を出す事から始めてみましょう。

ラグビーのスクリューパスで飛距離を出そうとした時に重要なのは手首の柔らかさと手首の筋力が大事だと思っています。

手首の筋トレを行えば飛距離も伸びます。ですがそこにスキルがないと宝の持ち腐れになってしまいますので気を付けましょう。