フッカーと同じくフォワードの第一列でスクラムの要となるのがプロップです。背番号は1番と3番です。

プロップとは「柱」という意味で、相手の力と味方の力の接点となるスクラム最前列で、激しく駆け引きをしながら押し合う、まさにスクラムの柱といえるポジションです。

他にも、モールやラックなどパワーが勝負の場面ではプロップの力が不可欠であり、派手さはなくともチームの土台を担う大事な役割を担います。

今回は、プロップの役割について見ていきましょう。


1.プロップの役割

まずは何と言っても、ラグビーの基本であるスクラム、その柱であることがプロップにとって最大の仕事です。


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相手の第一列と直接押し合いながら、相手のスクラムの力を受け止めつつ、味方のスクラムの力を相手に伝える、非常に消耗の激しい仕事を任されます。

チームの中でも一定以上の体重がある、体が大きい選手でなければプロップは務まりません。

また、同じくラックやモールもプロップが活躍する場面です。

プロップが入っているかどうかで、ラックやモールでの味方の優位性がかなり変わってきます。

ラインアウトでは、ボールをキャッチした味方プレイヤーにすかさずよってモールを形成する核になることが多く、またチームによっては、ラインアウトの最前列で低いショートスローをキャッチする場合もあります。

このように、プロップはあまり目立つことはありませんが、押し合う、ぶつかり合うなどパワーが要求される場面が多いラグビーにおいては、ほぼすべてのプレーで重要な存在であることは間違いありません。

プロップの上達ぶりが、そのままチームの基礎力になると思ってもいいくらいです。


2.スクラムでの役割

スクラムにおけるプロップの役割は、細かいところを見ていくと、実際は1番と3番で少し違っています。

ラグビーのスクラムでは、第一列のプレイヤー同士は互いに相手に向かって左側に頭を入れて組むことになります。

したがって、スクラム全体からみると力の加わり方がやや左側に寄ることになります。

相手チームの力を受けるという意味では、自チームの右側に力が寄って押されることになります。

自チームが押し込まれる状況で、右側が下がって左方向に回転することが多いのは、こうした理由からです。

よって、普通は右プロップ(3番)により重いプレイヤーを置くことが多いのです。

反対に、左プロップ(1番)はスクラムの負荷が右プロップに寄りがちな分、ほんの少しでも余裕があるとみなされることもあり、その分ブレイクダウンなどでより多く活躍することが期待されます。

よって、体重が重く力が強いプレイヤーであることは大前提ですが、より機動力がある重戦車のような選手が適任です。


3.突進

体が大きく重いプロップは、密集でのサポートもさることながら、ボールを持っての突進も相手にとってはとても脅威的です。

一気にトライとはいかなくても、相手ディフェンスを押し込んでじりじりとゲインラインを越えられるのは、相手にとっては非常に嫌なものです。

特に相手陣ゴールライン間際で数十センチ突破すればトライなどという場面では、とても重要な戦術になります。

ボールを持つのはバックスや第三列の選手というイメージが強いですが、プロップの突進をうまく生かせるチームは勝負所で差がつくのではないかと思います。


4.まとめ

プロップはどちらかというと縁の下の力持ちのようなポジションですが、ボールの奪い合い、力のぶつかり合いがすべてに影響するラグビーでは、むしろプロップ次第でチームの力が決まってしまうと言っても言い過ぎではないでしょう。

自分たちがチームの土台を作り、いかに上達するかがチームの力を大きく左右するということに、誇りを持ってプレーしてほしいと思います。



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