ラグビーの試合でスクラムハーフが果敢に大きな相手にタックルする姿はとても勇気ある行動であり、様々な体格のプレイヤーが活躍できるラグビーならではだと思います。

そんなスクラムハーフのタックルについて説明していきたいと思います。

1.今のラグビーでスクラムハーフに求められること

現代のラグビーはスクラムハーフはパスを放るだけの選手ではなくなりました。

パス、キック、ラン、状況判断、さらにディフェンスまでこなしていかなければなりません。

また体を張ったタックルも自分よりも大きい相手にしていかなければなりません。

今のラグビーは15人全員で守って、15人で攻めるというラグビーであると言えます。

なので、スクラムハーフがディフェンスラインに入った時にそこが穴にならないようにタックルができる選手が求められているのです。

確かに自分よりも大きな選手を倒すのはとても勇気がいり、吹き飛ばされる可能性だってあります。

しかし、ラグビーは『one for all, all for one』の精神があり、必ず助けてれる仲間がいます。

吹き飛ばされてもなんども立ち向かう勇気をくれるはずです。

2.海外のスクラムハーフについて

海外のスクラムハーフは普通のバックスかと思うくらい体が大きな選手が多くなってきているように感じます。

スーパーラグビーなどを観ていると「こいつハーフだったのか」と背番号を見て驚くことがしばしばあります。

このように海外ではスクラムハーフは小さいというイメージがありません。

また、タックルについてもフォワードの大きな選手も止めていたりと、スクラムハーフだからタックルをしないという概念がないです。

もちろんタックルだけでなくオーバーなども入る場面があると思います。

しかし、そこは職人であるフランカーなどに任せておいて、粘りのタックルができるようにしましょう。

3.スクラムハーフのタックルの種類

試合中でのスクラムハーフのディフェンスの動きは、抜かれたところに素早くバックアップしていくディフェンスが多いと思います。

ボールの動きを舐めていくようなディフェンスであります。

なのでフィットネスが一番いるポジションでもあるのです。

そしてハーフのタックルはとにかく絡みつくようなタックルが必要になってきます。

確かに一発で倒せるタックルが理想ですが、体格差もあり難しい場面もあります。

なので大きな選手には片足でもいいので相手をの動きを送らせられるようなタックルも身につけなければなりません。

ハーフにとってタックルは一番大切なスキルというわけではありません。

ハーフにとって大切なのは、場面を予測しテンポの良い攻撃ができるような球さばきになります。

なのでハードタックルを目指す必要はありませんが、穴にならないようにタックルも練習するようにしましょう。

自分も体が小さい方でしたが、タックルだけは負けたくなく大きい選手に対して懐に入れるように鍛えました。

それでは頑張って練習してください。