ラグビーはやはりコンタクト色が強いスポーツです。コンタクトで制する事が出来ないと中々ゲームコントロールがしにくい場面が出てくると思います。

今回紹介させていただく練習メニューは①コンタクトフィットネス「ボクシング」②パワーフットで力を伝える、を紹介させていただきます。


1.コンタクトフィットネス「ボクシング」

フィットネスの中にはランニングフィットネスとコンタクトフィットネスがあると思います。コンタクトの強さを求める時に必要なのは一瞬の力と持続的に力を発揮するためのコンタクトフィットネスが重要だと私は考えています。

そして今回紹介させてもらう練習メニューのボクシングは力を使いながら寝て起きて走るを繰り返すものとなります。

まずはやり方を紹介します。二人一組で一人はタックルパットを持ち、ハーフラインに立ちます。

もう一人(フィットネスを向上する人)がタックルパットに向かって殴ります。監督もしくはコーチに笛を時々鳴らしてもらい笛が鳴ったら地面にダウンして10mラインまで全力で往復します。センターラインに戻ったらまたすぐさまボクシングを再開します。

No10

大体2分~3分、強度を上げたい時はそれ以上の時間をやり続けます。これを交代しながら行い5セットほど行えばコンタクトフィットネスの非常にいいトレーニングとなります。

ラグビーの基本は力を使い倒れて起き上がり走るの繰り返しになります。つらいトレーニングですが繰り返しトレーニングする事で力を使いながら動ける身体を手に入れる事が可能となってきます。


2.パワーフットで力を伝える

ラグビーのタックル、ヒットどっちともに必要になってくるスキルです。一般的に強く当たりなさいなどと指導するとよくあるのが身体が前に出て足が付いてきていないパターンです

。これは足に力が伝わっていないのでちょっとした事で躓いたりすぐに倒されてしまったりとあまりいい事はありません。ではどのような姿勢ですがその時にパワーフットが活用的になります。

No10-2

タックルをする時に皆さんは足をどこに踏み込みますか?私は赤●の2番の場所に足を踏み込みます。身体の中心に足を入れることにより力が分散することなく相手の体に伝える事が可能になります。

ただし足をそこに入れるだけでは力を伝える事ができません。もう一つ大事なのは足を入れるタイミングです。

身体を当てる瞬間に足を踏み込ませることにより足から身体に力が伝わりパワーが増幅します。

タックルをする時など恐怖に打ち勝ちパワーフットをしっかりこなせれば大きいからだ相手にも勝つことは可能となりますが、身体の小さい人間が待っていても相手を倒すことは難しくなってきます。

2人1組でまずは止まっている相手にパワーフットでしっかり倒せるようにしましょう、肩を当てるポイントは溝付近の赤●付近です。上達してこれば動いてる相手にパワーフットを実践してみましょう!

パワーフットを習得すればラグビー上達の近道ではないかと私は考えます。恐怖に打ち勝ち足を踏み込みましょう。