ラグビーにおいてフォワードは、集団戦を制圧する為に必要不可欠な集団です。フォワードが弱いチームはバックスに球を出してあげる事も出来ずに負けてしまう事もあります。フォワード強化はラグビー上達につながります。


1.フォワードの機動性

私はフォワードの機動力を上げる事により、試合の勝率が上がると考えています。

なぜフォワードの機動力がそこまで必要かですが、フォワードは力を使うのが得意とする選手が多かったり、相手を制圧するのが上手な選手が多かったりするポジションです。

ラグビーで言う近場(ラックなど)を力があるものが制圧する事により球出しが安定し、次のフェイズに移行する事ができます。

これが力は弱いけど機動力があるフォワードが、近場を制圧しようとしても力負けしてしまえば何の意味もなくなってしまいます。

フォワードは力と機動力、どちらも必要不可欠だと私は考えています。そしてラグビー上達にはフィットネスの要素は欠かせないキーワードとなります。ラグビーは運動量が高いスポーツなのです。

そして今回紹介させていただくのはフォワードに為のフィットネスメニューです。ラグビーでは力を使って起き上がり走る、の繰り返しです。それを練習で行う練習メニューになります。


2.ラグビーフィットネス

ラグビーフィットネスと言う練習メニューになります。まずは練習方法から紹介させていただきます。

10mラインから10mラインの間でメニューを行います。つまり20mの間を走ったり動作したりする事になります。

まずはどちらかの10mラインに立ちヨーイドンでスタートします。反対側の10mラインに到着したらまず腕立て伏せを10回行います。

腕立て伏せが終わったら反対側の10mラインまでダッシュし、次はスクワット、スクワットが終わったら反対側までダッシュし、バービーを10回、次は腹筋10回、次は背筋10回となります。

これはラグビーの動きをフィットネス中に入れ、ラグビーの試合に近い状況でフィットネスを行います。

ラグビーは力を使い寝て起きての繰り返しになります。これはまさに寝て起きての繰り返しで力を使って走る事ができます。ラグビーに特化した練習方法だと考えています。

ラグビーを上達させたいならば、まず必要不可欠なのはフィットネスの向上です。

ここのベース(基礎)がなければラグビーは一向に上達しません。フィットネスの重要性を理解して練習を行いましょう。

そして私個人の考えですがラグビーと言うスポーツはバックスももちろん重要なのですが、フォワードはそれ以上に大切だと私は考えています。

フォワードが弱ければバックスに配球できません。つまり宝の持ち腐れになってしまうからです。

バックスが強いチームなどはフォワードの強化をしてみてはいかがでしょうか?フォワード上達はバックスの強化にも繋がります。