今回紹介させていただくのはセンターバック(12番13番)つまりセンターについて紹介させていただきます。
ラグビーのセンターは非常に多彩なスキルが必要となってきますし、トップスピードとトップスピードでぶつかり合うような強靭な肉体も必要です。
今回紹介させていただく練習メニューは①アングルチェンジ②ディフェンスの距離感、です。
1.アングルチェンジ
センターだけでなくアングルチェンジはアタックにおいて非常に強力な武器の一つです。相手に真っ直ぐ来ると見せかけて方向を変えたりと上達すればゲインラインを突破できる可能性が高くなります。
特にセンターはセットプレーから最初にクラッシュ(当たる)可能性が高いポジションです。つまりファーストフェイズでボールを貰う可能性が高いので策略、スキルがない状態でクラッシュをするとボールを失う可能性が高くなってきてしまいます。セ
ンターだけどボールをよく落としてしまう人などは反復練習でしっかり練習をしましょう
まずはやり方から説明します。スタンドオフからセンターの人間はボールをもらいアングルチェンジで相手に勝負をする練習メニューになります。
図では大げさ書きましたが、本来アングルチェンジと言うのは相手が見ていない内にアングル(方向性)を変える事により、ディフェンスの反応が遅れたりするのを狙うスキルです。
実際に私もアングルチェンジが上手な海外の選手と試合した事がありますが相手がどこにいるのか見失うのです。気が付いた時には自分の真横にいたりと本当に恐ろしいスキルです。
2.ディフェンスの距離感
ラグビーにおいてディフェンスと言うのは非常に重要な事は皆さん知っていると思います。ディフェンスができないプレイヤーは日本、海外ともにラグビーのプロ選手ならかなり少ないでしょう。
センターは相手との距離感が非常に大切なポジションだと私は思っています。アタックをするにしてもそう、ディフェンスの時も距離感が非常に大切です。
では、実際にどのような距離が必要なのかですが、これは選手それぞれによって全く違うと私は考えています。
例えば足が速い選手とそうでない選手でも距離感が違いますし、タックル能力が高い、低いでも距離感が変わってきます。
なので自分がアタックの時に必要な距離感、ディフェンスの距離感を掴まなくてはいけないと思います。その時に役立つ練習メニューを紹介させていただきます。
フルコンタクトで行ってほしい練習なので練習に入る前にしっかりとウォーミングアップを行ってください。
やり方は相手にボールを持ってもらい横に逃げてもらいます。それを追いかけながら自分が逃がさない位置だと思う時にタックルをしましょう。
これを見逃し続けると相手にパスを投げられたりするので自分がベストだと思う距離感を見つけて相手にしっかりタックルしましょう。上達してきたらラグビーの試合中やアタックディフェンスなどのゲームチックな時に試してみましょう。
距離感がしっかりと身体に染み込ませて自分自身の距離を叩き込みましょう!