ラグビーのパスには様々な種類があります。種類で言えば私は大きく分けて6種類のパスがあると考えています。

今回はパスの種類や練習方法について、様々な事を説明させていただきます。


1.パスの種類と使い所

まず簡単な思いつきやすい所から説明します。

①ストレートパス
これは一番ノーマルなパスです。

両手で投げるので安定しやすく初心者の方は、まずストレートパスから学ぶと思います。近い場所などではこのストレートパスは、非常に使いやすく、またとる人間も非常に取りやすいパスになります。

②スクッリューパス
ラグビーの代表的なパスです。ボールに回転をかける事によって遠くまで投げる事が可能で、パスのスピードもあり外に展開する時などに多く使われるパスの一つです。

③ポップパス
メジャーなパスの一つで近場の味方にパスをする一つの手段です。スペースにボールを浮かす事でスピードを落とさずにボールを貰う事が可能です。また、倒されてしまった後すぐにポップパスなどで繋ぐなど様々な応用が可能なパスです。

④ガットパス
これもメジャーなパスの一つ、近場で使用するパスになります。ポップパスと違うのは密集地帯で使う事ができる事です。ポップパスは相手に奪われる可能性がありますが、ガットパスは落とさなければ直接味方に渡すことが可能です。コンタクトをしてからでも渡しやすいのも利点の一つです。

⑤オフロードパス
相手とコンタクトした後裏で繋ぐパス、ビックゲインに繋がりやすいパスだが、リスクが高くなる場面が多いパスです。上達すれば使い方やチームの方針でオフロードを使いアタッキングなラグビーができるようになる。

⑥キックパス
私は、キックパスをラグビーの中で唯一前に出せるパスだと考えています。ラグビーは後ろにしかパスを投げられないが、このキックパスだけは前にパスができるのです。空いているスペースにパスをして見方が取りに行く方法などがあります。


2.キックパスを練習しよう

今回紹介させていただく練習はキックパスについてです。キックパスは説明でも話しましたが、唯一前に出せるパスです。そしてスクリューパスより遠くの人間に早く届ける事が可能です。ではどのような練習をするのがいいのか、説明させていただきます。

行う練習人数は2人です1人はキッカーもう一人はチェイサーです。何かサインを伝えスペースに蹴ります。チェイサーが一番に気を付けなければいけないのはラインオフサイドです。これをしてしまうと無条件で相手にボールと陣地をあげてしまう事になってしまいます。

前に蹴ったボールをノーバウンドで取れれば一番いいのですが、ワンバンドしてもボールを追っかけましょう。上達するにはボールを追っていく時の目線です。前も見ながらボールも見ながら両方を捉えて走りましょう。もし自分がキャッチできなければディフェンスになるのでそこを忘れずに。