ラグビーをやってるとこんな噂があると思います。

フォワードって不器用なの?

実際のところフォワードって不器用なのかということを自分の過去の経験から語っていきたいと思います。


1.フォワードになる人たちはどんな人?

小学生のころは基本的に体が大きければフォワード、小さければバックスというように決められていた気がします。

中学に進むとそれなりにやりたいポジションがでてきてという流れだと思います。

確かにパススキルやキックのスキルがないという人が多いです。

しかし、パスやキックの他にフォワードはやらなければならないことが多いのです。

スクラムであったり、モールであったりラインアウトであったり、とフォワードとしての合わせに時間が割かれます。

そして長年フォワードをやっていると急にバックスやってみろとはほとんどならないと思います。

バックスからフォワード転身というのは聞きますが、フォワードからバックスにいくというのはなかなかありません。


2.フォワードの特徴

仮にフォワードからバックスになったとしたら、体格や体つきで絶対フォワード出身だろというのがわかると思います。

バックスのように華麗にパスさばきはできないだろうし、ウィングのように相手を抜き去るステップもできる選手はなかなかいないでしょう。


3.あるラグビー部の高校

とあるラグビー部の高校ではバックスとフォワードを入れ替えて試合をしてみるということを行なっている高校があると言います。

目的はそれぞれの大変さを知って、ワンフォアオールの精神を持ってもらうためだと言います。

そうなると、フォワードに入ったバックスもバックスに入ったフォワードもあまり慣れないポジションのため不器用になります。

そういう意味では不器用という意味はバックスもフォワードも関係ないのかと思います。

しかし、スキルの面、例えばパスやランニングスキルに関してみるとバックスの選手のほうが長けているように思えます。


4.フォワードが不器用いう噂の真実

確かに、ある面から見ればフォワードは不器用でまっすぐ突っ込むことしかできないとか思われるかもしれませんが、繊細なラインアウトをしっかりと合わせたりと器用さを見せる部分もあると思います。

昔のようにフォワードは泥臭くという教えのチームでは不器用になりがちかもしれません。

しかし、最近のフォワードはパスもできて、さらには代表の試合などではフォワードの選手が器用にキックをしたりする場面も見られます。

バックスのような動きをするフォワードも増えてきているため一概には不器用とは言えません。

機動力のあるフォワード目指して頑張ってください。