ラグビーにおいてキャッチはパスと同じくらい、もしくはそれ以上の必須スキルだと思います。それはなぜかと言うとパスをする回数が10回だとすれば、キャッチも10回するからです。ではどういった練習が効果的なのかを今回は紹介させていただきます。
1.近距離でキックをキャッチしよう!
キックをキャッチするとき皆さんはどのような場所でキャッチしますか?一般的には腕、胸を使ってキャッチすると思います。
ですが今回紹介させてもらうのは、近い距離でライナーキックを蹴ってもらいそれを胸、腕を使わず手だけでキャッチするというメニューです。
やり方は簡単、2人で向き合ってもらいボールを1個用意します。ボールを持ってる選手は、ボールを持ってない選手の子に顔もしくは胸にボールを蹴ってもらいます。
それを手だけで落とさないようにキャッチしましょう。最初は早いボールに慣れていなかったり荒れた球が来るので、キャッチし難い事が多々ありますが難しいボールをキャッチするのが練習ですのでしっかり練習していっぱいチャレンジしましょう。
上達のコツはボールを手と手で挟んでとるイメージではなく、ボールが来る場所に手を構えて優しく包んであげるイメージです。
ボールが来る場所に手を構えていても、手に力を入れすぎて弾いてしまうとバチン!と音がすると思います。柔らかくボールを包んであげるとスッとボールが手の中に入ってきます。沢山キャッチをして感覚を掴んでみよう!
2.片手でキャッチの練習をしてみよう!
続いて紹介するのは、キャッチは普段両手で行いますが、今回の練習は片手で行ってもらいます。
今回のラグビーの練習メニューも二人一組を組んでもらい、ボール一つで行います。向かい合った状態で片手でボールを投げ相手が、片手でボールを受け取ると言うものです。
ボールをキャッチする際に、手首であったり手のクッションを柔らかくしなければボールは落としてしまいます。ボールタッチを柔らかくしてボールの勢いを殺します。遊び感覚でチームメイトと空いている時間にやれば、楽しく練習ができ、尚且つ意味のある練習を行う事が可能となってきます。
普段練習、試合でも片手でキャッチする事は少ないと思いますが、片手でキャッチできるようになれば両手でキャッチするのが、簡単になってきます。練習は難易度を高くしましょう。
ラグビーのキャッチは長くボールと関わりボールを長く触れば、それだけキャッチもパスも上達する可能性は高くなります。
私は選手だった時代ボールを枕の横において寝たものです。一緒に寝る必要まではありませんが、友達としゃべりながら、遊びながらでもボールと関わる。後は実際の練習、試合の時にボールを落とさない事を意識する事が大切だと思います。