ラグビーにおいて睡眠は重要な体作りのコツです。「寝る子は育つ」この言葉はよく聞く言葉ですが、ラグビー的に置き換えるならば「寝る子は身体が強くなる」だと私は思っています。

つまりラグビーが上達したいならば、適切な睡眠をとる事を強くオススメします。


1.睡眠のベストな時間は22時から2時の間

睡眠をとる必要性を説明しようとした時に、外せないキーワードがあります。それは「成長ホルモン」です。ラグビーをやっている、やっていないに限らず成長ホルモンと言う言葉は耳にした事があると思います。

では実際に成長ホルモンはどんな働きをしているかですが、大きく分類して2種類の働きがあります①身体の組織の成長を促す事、②代謝コントロール「身体の燃焼や、体組織の修復、再生」です。

①は身体を大きくしようと思った時に必ず必要となる事です。骨や身長を伸ばしたり成長期には欠かせない働きです。

②は簡単に説明すれば修復、再生を行うので、筋トレなどをした後の超回復で必ず必要となる事です。これだけで必要性は感じると思います。

トレーニングをする際知っておいてほしいのですが、トレーニングは一般的に身体の組織、つまり筋肉を壊すことで成長します。

「壊したものを更に強く治す」これを繰り返す事により、身体が大きくなっていきます。なので、 再生をしなければ身体は傷つくだけで修復、再生していきません。成長ホルモンはこれ程にも大事なのです。

では、実際に睡眠をとる時間帯は何時頃がいいのかですが、成長ホルモンが分泌されやすい時間があります。それは22時~2時の間です。たったの4時間しかありません。

つまり貴重な4時間なのです。更に成長ホルモンは眠りについてから訳2時間後が、一番多く分泌される時間とされています。つまり一番のベストは20時に寝るのがいいと考えます。


2.トレーニング後の睡眠

続いて紹介するのはトレーニニング後の睡眠について説明させていただきます。

トレーニング後はすぐに寝た方がいいのかどうかですが、様々な順番があります。

まずトレーニング後に行ってほしい事は食事です。軽いものでも構いません。トレーニング終了後30分以内に食べてほしいのです。

これは業界ではゴールデンタイムなどと言いますが、ゴールデンタイム中は身体に吸収される栄養の割合がグーンと伸びます。

つまりトレーニングをしても食べなければ身体は大きくなりません。大きくなりたければ食べなければいけないのです。そして次に来るのが睡眠です。

食べた後すぐに寝るの?と思う人がいるかもしれません。ですが、身体の疲れを抜いたり、筋肉を修復したりする為の成長ホルモンを分泌させる為に寝た方がいいのです。つまりトレーニング後はできるだけ早く食事を食べ、十分な睡眠がラグビーの上達につながってきます。

睡眠を上手にコントロールしてラグビーの上達に役立てましょう!