ラグビーの試合でトライした後にゴールラインからトライされたチームが走り出すというシーンを見たことがあるという人もいると思います。

どういう合図でまたはチャージに行く際に守らなければならないことなどを紹介していきたいと思います。

1.そもそもなんでチャージしに行くの?

そもそもなんで体力まで使ってチャージしに行くべきなのかということをお話ししていきたいと思います。

実際にゴールキックを蹴った経験のある方は感じると思いますが、ボールを蹴る際に相手プレイヤーが圧力をかけにくるのが視界に入ることがあると思います。

キックは正確に足に当てないと楕円球のためうまく飛びません。

そのためキッカーに対して圧力をかけて、メンタルにプレッシャーをかけるのは効果的だと言えます。

2.いつチャージをしにに行っていいの?

どのタイミングでチャージをしにいって良いのかというのは決まっています。

キッカーがボールを蹴る際に自分の蹴る歩幅を測りそして静止します。

ここではまだチャージに行ってはいけません。

そしてキッカーがキックの動作に入って動き出したらチャージしにいくことができます。

足の速いプレイヤーだとキッカーとの距離が10メートルほどまで近づくことも可能だと思います。
さらにキックの動作が遅い場合にはチャージをすることも可能です。

というのは、学生の頃の試合で先輩がキックを蹴る際に相手にチャージされたという経験があります。

正面からのゴールキックで相手プレイヤーの選手はものすごい勢いでチャージしに来ていたためボールが手にあたりチャージされました。

そのチャージしたプレイヤーはラグビー日本代表で活躍する選手でスーパーラグビーにも挑戦したりと、なるべくしてなったなと思いました。

今でもあの意地のチャージの光景を忘れることはできません。

と余談になってしまいましたが、チャージも可能だということを実際の出来事があったので紹介しておきたかったです。笑

3.チャージに行ってもいいがそこはあくまでも紳士なスポーツ!

チャージに行く際に気をつけなければならないことがあります。

それは、声を出したりヘッドキャップやスパイクなどを投げて妨害してはいけません。

声を出してキッカーを妨害したり、物など投げたりなどは禁止行為になります。

やはりラグビーはイギリス生まれの紳士のスポーツ。

妨害をしても良いがルールを守ってチャージしにいきましょう。

また、キッカーが蹴る動作に入る前にゴールラインを割り、チャージにいってしまうのもいけません。

ラグビーでは上記の禁止の妨害行為やキッカーがキック動作に入る前に動き出してしまった場合はキックのやり直しになり、その際はキックのチャージにいけなくなります。

以上ゴールキックはチャージしに行くべきですがしっかりとルールを理解して、チャージにいくようにしましょう。