ラグビーのゴールキックの場面でトライしてからゴールキックを蹴る時間はしっかりと決められており、その時間内に蹴らなければなりません。

ラグビーの試合を観ていると厳しくなっていった感じがあります。

それではいつ制限時間がスタートするのかなども詳しく解説していきたいと思います。

1.ペナルティキックとゴールキックの違い

ペナルティキックとゴールキックの違いについて解説していきたいと思います。

それぞれ制限時間が始まる時間が違ったり、同じコンバージョンキックでもそれぞれルールに違いがあるので確認していきましょう。

1.ペナルティキックの場合

まずはペナルティのコンバージョンキックの制限時間の開始を解説していきたいと思います。

ペナルティでゴールキックを選択した際に意思表示をしてから1分以内にキックを行わなければなりません。

キックを行う意思表示とはここではキックティを置いたり砂を置いたりキッカーが地面に印をつけた時になります。

ボールが風などで転がってしまった場合でもどんどん時間は経過していきます。

もし1分を超えてしまった場合はキックは禁止され、そのマークから相手ボールのスクラムに変わってしまうので注意が必要です。

2.トライ後のゴールキックの場合

トライ後のゴールキックはトライが審判によって認められてから1分30秒以内に蹴らなけらばなりません。

もしTMO(テレビマッチオフィシャル)でトライのビデオ確認などをしていた場合はこの時点ではまだトライと認められていないため時間には含まれません。

ペナルティゴールキックと違うのはここだと思います。

時間の長さも違います。

ペナルティゴールキックの場合は1分でトライ後のゴールキックの場合は1分30秒になります。

また、開始する時間も違います。

ペナルティゴールキックの場合はペナルティーが与えられた時ではなく、意思表示をした時になります。

また共通する部分としましては、ボールが風などによって倒れてしまった場合でも時間は経過したままになります。

2.キックの時間に対して厳しくなってる?

最近ラグビーを観ていると制限時間に対して厳しくなっているなと感じる場面があります。

それはレフリーによって変わったりもするのですが、トライ後のゴールキックを蹴る際にしっかりと時間を確認していて、レフリーの方からキッカーに対して「あと〇〇秒」という少しプレッシャーにもなりうることを言っているレフリーがいます。

優しさなのかそれとも少し意地悪なのかわかりませんが、キッカーをしていた私からすると少し嫌な気もします。

しかし、できるだけオンプレーを伸ばしたいという気持ちも汲み取れます。

レフリーによって変わるので自分がどっちが合うかになりますね。

よほどのことがない限り制限時間をオーバーするということはないと思います。

風が強い日などは、仲間の選手にラグビーボールを支えてもらうなど工夫をすれば制限時間内にキックするようにしましょう。