スクラムには沢山のやってはいけない反則があります。また反則は反則でもフリーキックの反則や、ペナルティーキックの反則など種類は様々です。ルールを理解した選手は非常に魅力的な選手の一人です。


1.スクラムの解説

スクラムはボールを投入する前から様々なルールで成り立っています。

ここ最近のスクラムルールとして大きく変わったのはコールです。このコールがものすごく大きく変わりました。今までのルールではクラウチ、タッチ、ポーズ、エンゲージの4段階でコールをしていたのに対して、今はクラウチ、バインド、セットの3段階に変更されました。

このコールの変更はスクラム界では非常に衝撃的な出来事で、まず相手との距離が非常に短くなりインパクトが非常に減りました。このコールが変わったことにより、怪我の防止が非常にできるようになりました。

そしてコールが変わって重要になってきたのは、フロント3人だけでなく残りの5人のフォワードの存在です。

後ろが速く押し出してあげる事により少しでもインパクトを上げる事が非常に重要になりました。

そして反則も厳しく取られるようになりました。スクラムホイールや、コラプシングなどは最近のスクラムでは多くなってきています。

スクラムで犯した反則は行為に落としたり、回り込んだなどスクラムを組んでいる人間や近くにいる人間しかわからない世界が広がっています。私自身スクラムに関しては、とにかく自分で組んで学ぶことが非常に大切だと思っています。

特に記憶に新しい2015年ワールドカップ、南アフリカ戦のペナルティーからスクラムを選択する辺りは、昔ならば考える事が出来ない事です。

スクラムで有利にゲームを展開する事が出来れば認定トライも狙える、スクラムを武器にできるチームの強みはどのレベルでも通用します。


2.スクラムの反則行為

スクラムの反則行為として多いのは落とした。落ちてしまった等だったりします。これは純粋に力で押し負けてしまい落ちてしまった事が大きな要因だと私は思っています。

スクラムは1度大きな負けをしてしまうとそのゲーム中スクラムは一方的な展開になってしまいます。

クラムで落ちてはいけないので楽な姿勢にすると押されてしまい、押されるのが嫌だから落ちても反則を取られてしまったり、スクラムの駆け引きは非常に難しい駆け引きです。

ですが、スクラムは組めば組むほど味が出てきます。そしてスクラムは人それぞれ考えが違います。ラグビーの考えが人それぞれ違うようにスクラムも違います。

しかし上達に必要なのは、ラグビーもスクラムも一緒で努力を怠らない事です。そして、もう一つ重要なのは頭でしっかり考える事です。

スクラムもルールを知らなければ駆け引きできません。しっかりとルールを学ぶことによりラグビーの上達スクラムの上達にも繋がります。